黒豆茶で腸内環境を整えたい方の食物繊維の摂り方

2020.06.06
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腸が張っているイメージ
腸が張っている方は、食物繊維が不足しているのかも

黒豆茶は、薬ではありませんので、便秘を治すことはできませんが、食事で、日ごろから腸内環境を整えたいとお考えの場合は、黒豆の豊富な栄養素が役立つかもしれません。

今回は、黒豆茶で腸内環境を整えるうえで嬉しい栄養素。特に食物繊維について詳しく解説してみたいと思います。

黒豆茶の腸内環境を整える栄養素 食物繊維

腸内環境を整えるための栄養素はなんといっても食物繊維です。黒豆には食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維は、善玉菌の最高のエサになり、腸内環境を整えるためには、習慣的に食物繊維を摂ることがとても大切です。

しかし日本人の食事摂取基準(厚生労働省)の統計によると、日本人は総じて食物繊維の摂取量が不足しています。1950年代には1日20g以上摂取できていた食物繊維が、今では平均14g程度しか摂取できていないことがわかっています。

これが多くの日本人が便秘に悩む一番の原因かもしれません。

食物繊維の種類

次に食物繊維の種類について説明します。食物繊維には、水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維の2種類があります。

  • 不溶性食物繊維

不溶性食物繊維は、書いて字のごとく、水に溶けにくい食物繊維です。便を出すには、ある程度の便のかさが必要です。

不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らみます。便量のかさを増やして、腸壁を刺激し、腸のぜん動運動を促す働きがあります。野菜や豆類などに多く含まれていて、黒豆には、この不溶性食物繊維が豊富に含まれています。

  • 水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維で、便をジェル状に柔らかくするといった役割があります。便が固くなかなか排出されない場合、この水溶性食物繊維によって便は柔らかくなり排出しやすくなります。

食物繊維は、

不溶性食物繊維2:水溶性食物繊維1

の割合で摂るのが理想だといわれています。

黒豆茶で食物繊維を摂取したらよい方

黒豆に多いのは不溶性食物繊維ですので、特に不溶性食物繊維を摂取したい方におススメです。

  • 普段の食事量(食物繊維量)が減ってきている方
  • ダイエットしていて食事量が少ない方
  • 便の回数が少ない方

こういった、そもそも便のかさが不足していると考えられる方には、黒豆がおススメです。

ただし、黒豆に含まれる不溶性食物繊維は、水には溶けませんので、黒豆茶で食物繊維を摂取したい方は、飲んだ後黒豆を食べられるタイプの黒豆茶を選んでください。

もうひとつ。不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らみますので、水分を一緒に摂ることも有効です。

そういう意味でも、食べられる黒豆茶はおすすめ。手順としては

  1. 黒豆にお湯を注ぎ、黒豆茶を作ります
  2. ポリフェノールが抽出された後の黒豆を食べます。黒豆は、大きく膨らみ柔らかくなっていますので、ゆっくりと時間をかけてよく噛んで食べます
  3. そのあと、黒豆茶を飲み干してください

の順番で黒豆茶をご利用いただくと、食物繊維を有効に摂取できるかと思います。

黒豆茶の食物繊維を摂取してはダメな方

ただし、頑固な便秘に悩んでいらっしゃる方で、もともと便が硬いタイプの方は、不溶性食物繊維の摂りすぎは、余計に便が硬くなり、便秘が悪化してしまう可能性がありますので、摂りすぎに注意が必要です。

必ずお医者様に相談のうえ、ご利用ください。(逆に水溶性食物繊維の摂りすぎがダメなタイプの便秘もあります)

日ごろの腸内環境を整えることを心がける場合は、一方の食物繊維に偏ることなく、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の割合が2:1のバランスで摂取を心がけてください。

他にもある腸内環境を整える栄養素

黒豆には食物繊維の他にも、腸内環境を整えるうえで、嬉しい栄養素が含まれています。ここでは、他の栄養素について、少し説明してみます。

マグネシウム

マグネシウムは、便秘薬や下剤などにも酸化マグネシウムが入っていることからもわかるように、便をやわらかくする作用があります。

ただ、薬で大量に摂取すると、マグネシウムの摂りすぎになりますし、できれば食品から自然な形で摂取したいものです。

黒豆にはマグネシウムが豊富に含まれていますから、黒豆茶なら、食物繊維とマグネシウムの組み合わせで、より効果的に栄養を摂取できます

大豆オリゴ糖

オリゴ糖も腸の善玉菌のエサになりますので、腸内環境を整える意味で嬉しい栄養です。

オリゴ糖にもたくさんの種類がありますが、代表的なものとして

  • 大豆オリゴ糖
  • フラクトオリゴ糖
  • ガラクトオリゴ糖
  • ラフィノース

などがあります。この中で、小腸で吸収されず大腸まで届くのが難消化性のオリゴ糖で、黒豆の大豆オリゴ糖は難消化性です。

食物繊維や、オリゴ糖は大腸まで届き、腸内細菌(善玉菌)のエサになりますので、腸内の状態を良好に保つために積極的に摂取したい栄養素です

黒豆茶で腸を温めよう

腸内環境を整えるうえで、もう1つ大事なこと。特に冷えで悩んでいらっしゃる方には、黒豆茶で腸を温めてみましょう。冷えは万病の元で、便秘にも大敵というわけです。

薬膳の世界では、黒豆の黒は陽の食品で、体を温めるともいわれています。黒は腎を補う食品としても知られていて、主に臓器温め水や血液の巡りをよくするとされています。

腸が温まれば、腸の動きも活発になり蠕動運動が進みます。腸が冷えている方は、下記のことを試してみてください。

  • 黒豆茶を白湯程度の温度に冷まして飲んでください
  • 朝起きて15分以内くらいに飲んでください
  • 夜黒豆茶を飲んで腸を温めてからお風呂に入ってください

特に朝は体温が一番下がる時間帯ですので、温かい黒豆茶を飲むことは有効です。

朝、起きた時に腸を動かすために、水を飲む方もいらっしゃると思いますが、私は温かい黒豆茶を飲んで腸を温めることをおすすめいたします。

黒豆茶で腸内環境を整えたい方の食物繊維の摂り方 まとめ

当店の黒豆茶の栄養をバランスよく摂って、腸内環境を整えたいというお声をたくさんいただき、本当にうれしく思っていますが、ひどい便秘に悩んでいらっしゃる方は、摂取してはいけない食物繊維があることは注意してください。

黒豆は特に不溶性食物繊維が豊富です。便の嵩を多くして、排便を促したいという方に、おすすめです。黒豆茶は飲んだ後、食べられる黒豆茶をご利用ください。

まとめます。

  • 腸が喜ぶのは、なんといっても食物繊維
  • ただし、便秘に悩まれている方は、摂取する食物繊維の種類、バランスに注意する。
  • 黒豆に多い不溶性の食物繊維は、便の嵩を増して、腸のぜん動運動を促します
  • 黒豆には、他にもオリゴ糖やマグネシウムといった、腸内環境をよくする栄養も豊富
  • 腸の冷えは大敵。黒豆茶で腸を温めてみて。朝晩、白湯を飲む感覚で黒豆茶を飲むのがおすすめです。

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